Blogotheque周辺について少しだけ語る(つづき)

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最近のVincent Moonが、ブエノスアイレスで Pablo Malaurie とモントリオールで Luyas を撮った映像。どこにでもありそうな風景ですが、なかなか秀逸なものに仕上がっています(Pablo Malaurieの映像は子供にしか彼の存在が判らないようにみえる。すごい!)。

Take Away Show #101 _ PABLO MALAURIE (beta preview) from vincent moon / temporary areas on Vimeo.

a film by vincent moon

images & edit by vincent moon

sounds by lula bauer & natalia arcos
mix by…
produced by temporary areas

myspace.com/juglaranonimo

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Take Away Show #99 _ THE LUYAS part 3 from vincent moon / temporary areas on Vimeo.

filmed by vincent moon

edited by lucas archambault and vincent moon

sounds by nora bouazzouni

mix by pietro d’amato, francois clos, derrick belcham

produced by arte france and artv canada

myspace.com/theluyas

theluyas.blogspot.com/

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従来のミュージックビデオでもないし映画でもないし、なにか新しい表現のような気がするのは僕だけでしょうか。

ブエノスアイレスではファナ・モリーナやトミ・レブレロも撮ったみたいだし、公開を楽しみにしてます。

vincentmoon.com


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Naohito Koike_27 Apr 2010

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Blogotheque周辺について少しだけ語る

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Tenniscoats – Baibaba Bimba – Take Away Show from La Blogotheque on Vimeo. Directed by Colin Solal Cardo

Watch on YOUTUBE


フランスのBlogotheque がプロデュースしている人気の音楽映像配信シリーズ ” The Take Away Shows ” にて、テニスコーツさんが紹介されました。http://www.blogotheque.net/Tenniscoats,5405

もともとTake Away Showは、音楽系ウェブマガジンBlogothequeのプロデューサーのChrydeと映像監督のVincent Moonが2006年に立ち上げた音楽映像配信プロジェクトで、インタヴューだけでは面白くないと、今では100以上のミュージシャン(主にインディポップ系)のライブ映像をネット上で高画質かつ無料で閲覧することができます。

The Take Away Shows

Vincent Moon

Take Away Showといえば、パリの街角でミュージシャンを撮影するものから始まりましたが、監督のVincent Moonが音楽との出会いを求めて世界中を旅するにつれ、Blogotheque自体もその活動領域をさらに広げつつあります。

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今回の来日はVincent Moonではなくて、Colin Solal Cardoという若手監督がカメラを回し、テニスコーツさんや他にトクマルシューゴさんなど日本のミュージシャンを撮影しました。http://en.blackxslivesound.com/ (後ほどさらに日本人ミュージシャンが紹介されるみたいです)

日本において Take Away Showは、早耳の洋楽ファン以外にはそんなに馴染みがないように思いますが、欧米の音楽関係者の間では既に名前は知れ渡っていて、特にインディポップ系のミュージシャンの間では「一度は出てみたい」となっているようです(前にメキシコのミュージシャンにから聞きました)。そしてその影響力は大きくて、以降Take Away Showと同じようなアコースティックセッションをウェブ上で配信するサイトも沢山生まれています。

Take Away Showに影響を受けたそれらの映像、単純にミュージシャンを屋外や一風変わった場所で撮影しているものなどを見ると、一時「MTV以降ミュージックヴィデオ」とは評されはしても、技術進歩によりカメラや録音機器が誰でも買いやすくなったということもあってただの流行ですぐに終ってしまうような感じがして、表現としての期待値が高い視聴者としては少し残念に思うこともあります。

そういう意味では、Colinのテニスコーツの映像やVincent Moonの映像作品は実は全く違う場所に居て、音と映像との複雑な関係に向き合っているようで、これは僕個人の感想ですがVincent Moonについていえば彼は元々は写真家であり、彼の作品を観ていると露出や構図など技術的な面も含めて、詩的で観る側に想像力を働かせるという点においてもムービーというよりはむしろ写真的だと感じます。Colinも彼の影響を受けているのかなと思います。

Fiume Night 01 _ Nikaido Kazumi _ Osaka, february 2009 from vincent moon / temporary areas on Vimeo.  Directed by Vincent Moon

Watch on YOUTUBE

この二階堂和美さんの映像はVincent Moonが2009年に即興で撮ったもので、従来のミュージックヴィデオだと映像がミュージシャンを「喰わないよう」に作られますが、撮る側と撮られる側の関係は真っ向勝負、一発撮りも相まってそこから発生する緊張感、さらに周りの景色が音楽に投影され一体となっていく様が描かれ、特にこの映像以降のいくつかの彼の作品を観ると、音楽は動物の鳴き声のようなある意味「環境音」であり、目の前にある景色はいかようにも解釈される「心象風景」というふうに、音と映像の関係性について、その境目がなくなっていくような感覚に陥ります。

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Vincent Moonは撮影前の打ち合わせやリハを嫌ってやらないようで、おそらく本番で感動が薄まってインプロヴァイズが予定調和にならないようにでしょう。もちろんそれは即興できるほど映像知識や技術が相当なレベルにあるということで、一方で音楽を演る側にも撮る側を感動させるレべルが要求されます。その現場でなされることは、両者が同じ場所に身を置き同じ経験をしたうえで起こるもの、即興のセッションのようなものといったら良いでしょうか。

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Yo La Tengo :-

Yo La tengo – A Take Away Show – Part 1 from La Blogotheque on Vimeo.  Directed by Vincent Moon


下は最近カンボジアで撮られたVincent Moonによる映像です(ここまで来たかーと思ってしまいました)。

Take Away Show _ KONG NAY (preview version) from vincent moon / temporary areas on Vimeo.

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すいません、結構語ってしまいました。でも続きます。

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Naohito Koike_24 Apr 2010

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Soap&Skin 2

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しつこいようですが、Soap&Skinのバンドアンサンブルが非常にかっこいいので貼っておきます。

オーストリアまで観にいく価値あるかもと思ってしまいました。

マトリックスみたい。

Naohito Koike _ 6 Apr 2010

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Soap & Skin

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soapandskin

音楽好きでずっと聴き続けているとたまに驚くべき出会いがあり、ハマってなかなか抜け出せないことがあります。僕の場合はここ数年ではBeirut、そしてこのSoap&Skin(Anja Plaschg)です。好きなものがあるということは良いことではあるのですが、ハマった分、他の音楽が聴けなくなることもあるのでリスナー生活においてはそれはそれで問題があったりでして。

いずれも早熟ないかにも天才肌という感じのアーティストでBeirutのZach Condonは1986年、Soap&SkinことAnja Plaschqは1990年(!)生まれで二十歳前後の時点で独特な世界観を既に確立していて、この先どうなるの?みたいな感があり、Jeff Buckleyのように夭折しませんようになどと、大きなお世話ながら心配したりします。

Soap&Skin – Cry Wolf (2008)

Soap&Skin – Marche Funebre Yrasor (2009)

特にSoap&Skinの場合は、むしろ20歳までよく生きたなあと思うほどめっぽう暗い曲が多くて、でもそこには切実な祈りが内在し、結果として彼女の中で「死」に対してなんとか「生」が8:2で折り合いをつけようとしているという印象を持ちます。オーストリア人だし、ポートレイトからすると彼女はカトリックかな?例えるならMissa LubaとMeira Asherが同時に存在するような世界でしょうか。

下のyoutubeを同時に再生したらなんとなくそんな気が。いかん… 暴力が勝ってしまう…(Yes, 私はアホです)

Missa Luba-Kryie (1965)

Meira Asher-Shahid 1 (1999)

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ヨーロッパでは既にビックになりつつあるようですが、まだ日本には来たことがないようですので、切に来日を願うばかりです。

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Naohito Koike _ 1 Apr 2010

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